AYAKO

有名ドクターとの面会。万全の体制が整う

神の使いが来た!と大興奮だったヨシさんとの出会いの翌日、わたしは有名な乳腺外科の先生と会うことになっていました。仕事でお世話になっている方が、わたしを心配して紹介してくれたのです。

忙しく飛び回っている先生が、テレビ番組収録の合間に時間を作って下さるというので、テレビ局のスタジオを訪ねました。

先生は、食事療法の本を何冊も書いているだけあって、それまでに会った医師とは、まるで違っていました。西洋医学と東洋医学のハイブリッド、そんな印象でした。

話を始めると、先生はわたしの左胸をじっと見て「内側ですね?」と言いました。なぜわかるんだろう?と思いましたが、転移のしにくい場所なので、ある意味ラッキーだったと教えてくれました。

わたしは、先生の真剣な顔を見ながら、「この人も普通の人とは違う。宇宙人っぽいエネルギーの人だなぁ」と、ぼんやり思っていました。

病状や、いまの病院の見解を伝えた上で、本題に入りました。

その前日、漢方の医師には全く取り合ってもらえなかったので、少し勇気が要りましたが、この先生なら話を聞いてくれそうな気がしました。

わたしは、食事と生活の改善を始めていることや、自己治癒を試したいこと、だけどもし一ヶ月経って経過が思わしくない場合には、西洋医学に切り替えることも検討するつもりだと伝えました。そして、その時はバックアップをお願いできるかと尋ねました。

先生は、わたしの意思を尊重すると言ってくれた上で、手術の準備にも時間がかかるから、一ヶ月後に方針を切り替えるのではなく、万が一の時に手遅れにならないように、並走で行きましょうと提案してくれました。

なるほど、それなら安心だと思いました。

「どんな手術をするか知っていますか?」と聞かれ、いまの病院では「ちょっと切るだけ」という程度の説明しか受けていないことを伝えると、手術についても詳しく話してくれました。

2cmのしこりを切除する場合、安全のため、その周囲も1cmぐらい余計に切り取るのだそうです。つまり、わたしの場合は直径4cmぐらいを切り取ることになるので、おっぱいの内側がかなりえぐれて変形することになる。先生のクリニックでは、そこにシリコンを入れて綺麗に再建出来るという話でした。

手術を受ける可能性は低いと考えていましたが、具体的に教えてもらって、「怖い、やりたくない」という気持ちが一層強まりました。だけど、もしもの場合は、この先生のクリニックでなら、最高の治療が受けられそうだとも思いました。シリコンが入るのは嫌だけど、美的な面を考慮してもらえるなら、ショックをいくらか軽減できそうな気もしました。

次に病院に行く日には、先延ばしにしたCTスキャンを受ける予定でしたが、それをキャンセルして紹介状を書いてもらうことにして、転院を決めました。

紹介状を貰ったら、その足で先生のクリニックへ行くこと、行く前にメールで連絡をすることを約束して、その日は帰りました。ほんの短い時間の面会でしたが、満足のいくものでした。

前夜のヨシさんとの出会いをきっかけに、流れが大きく変わったように感じていました。

一日断食と太極拳

神の使いが現れる!