AYAKO

一日断食と太極拳

ヨシさんに教えてもらった翌日、早速、一日断食をやってみました。

その日は一日、水だけで過ごします。

普段、忙しくて食事をし損ねることはありましたが、意識して水だけというのは初めてでした。

この頃はなぜか、やたらと喉が渇きやすく、500mlのペットボトルを持って出掛けても、すぐに飲みきってしまいました。後から思えば、腎臓が弱っていたせいだったのかもしれません。

食事療法のせいもあってか、味覚や嗅覚がどんどん敏感になって、ミネラルウォーターでも、味が合わないものが出て来ました。口に入る瞬間に、沼っぽい臭いがすると感じたり、人工的な味に感じるものもありました。

美味しく飲めて気に入ったのは、フィジーウォーターでした。フィジーウォーターは軟水で、子どもの頃飲んでいたような水らしい味の水、気持ちの良い水だと感じました。

ヨシさんからも、水道水を湧かして飲むのは止めて、良い水を買うようにと言われていたので、フィジーウォーターを定期購入することにして、料理には浄水器の水を使うようにしました。それまでも蛇口に浄水器は付けていたのに、あまり使っていなかったのです。

一日断食は意外に気持ちが良く、その日はずっと清々しい気分でした。

夜には人を紹介してもらうことになっていたので、カフェのような店へ行きましたが、「今日は食べない日だから」と断って、飲み物だけを注文しました。美味しそうなメニューを見て、少し羨ましい気はしましたが、みんなが食事をしていても辛いということはなく、断食の気持ち良さの方が勝っていました。

その日は疲れたのと眠いのとで、早めに帰ることにしました。寝てしまえば、明朝には断食も終わりです。

癌が見つかる二ヶ月前ぐらいから、夜になるとやたらと眠くなって、早い時間に寝落ちしてしまうことが、増えていました。なぜだろう?と思っていましたが、細胞の修復をするためには、早い時間に寝ている必要があったのだと知りました。わたしの身体は、わたしが気付く前から治ろうとしていたのです。

「わたしの身体は治ろうとしている!」

これは、とても嬉しい気付きでした。

帰る前に、この夜紹介してもらった新しい友人が、「明日、太極拳あるけど、行く?」と誘ってくれました。いつかやってみたいと思いながら、ずっときっかけが無かったのです!しかも、前日にヨシさんに勧められたばかりでした。

こんな風に芋づる式に道がどんどん開けていくのを体験して、本当にわたしの思いが現実を作っていくのだと、宇宙を信頼する気持ちと、自分を信じる気持ちが深まっていきました。

翌朝起きると、お腹がぺこぺこでした。太極拳が終わってから大根粥を作ることにして、みかんを絞ったジュースを飲んで出掛けました。そのみかんジュースの美味しかったこと!身体に沁み入っていくようで、しみじみと感動しました。

ずっと憧れていた太極拳もようやく体験できました。一度では、とても動きが覚え切れなかったので、家でも出来るようにDVDを買い、定期的に通える教室を探すことにしました。


転院も、恐れからの選択だった

有名ドクターとの面会。万全の体制が整う