AYAKO

乳癌患者のためのブラと胸部のマッサージの話

聡哲先生にオイルマッサージを教えてもらった時、「ブラジャーはする人ですか?」と聞かれて、その質問自体にびっくりしてしまったのですが、「はい」と答えると、それならと言って、ブラジャーを外した後には必ず、痕が消えるまで、丁寧にオイルでマッサージをするようにと教えてくれました。

その時まで、乳癌とブラジャーの関係なんて考えもしなかったのですが、確かに血液とリンパの流れを妨げるブラジャーが、乳癌の治療に良いわけがありませんでした。

なぜ、こんな基本的なことを、病院で指導しないんだろう?と不思議に思うぐらいです。

結局この後、わたしはワイヤー入りのブラジャーをするのを躊躇うようになって、普段はオーガニックコットンのイージーブラを愛用するようになりました。

しっかり寄せてくれるブラジャーを着けると、洋服を着た時のシルエットが美しいのですが、いまは治療を優先したいので、そちらはもっぱらお出かけ用です。

思えばこの半年は、おっぱいが張って痛いことがとても多くて、酷い時には、自分でちょっと触るのも痛いほどでした。身体はサインを出していたのに、慢性化していたので異常に気が付かなかったのです。

あまりにもおっぱいが痛い時には、乳癌が見つかる前から、ノンワイヤーのブラやイージーブラを着けていたのですが、実は、イージーブラを着けていると、知らない間におっぱいがはみ出していることがあって、とても困っていました。

最近になってようやく、一日中おっぱいがちゃんと納まって、はみ出さないものを見つけたので、すっかり快適に過ごしています。

Blue Canoeという、オーガニックコットンのウェアを作っているアメリカのブランドのブラで、特にアンダーバストにゴムを使っていないデザインのものは、見た目はヨガウェアかマタニティか?という感じなのですが、締め付けも無くて、痕も残りません。

長年、寄せて上げる方向へ進化を続けていたブラジャーも、近年は快適さを優先する方向へシフトしているようですが、いまのところ、快適さという点では満足のいくものがありません。いまの技術を使えば、着けていないみたいに優しいうえにしっかりと支えてくれてしかも美しいブラジャーが作れると思うので、作ってほしいなぁ、もしくは作りたいなぁと思います。

さて、わたしはその日から、教えてもらった通りに、胸部、胸腺とそこに繋がる背中のマッサージを始めました。

聡哲先生は、キャリアオイルには「大地と光のマッサージオイル」というブレンドオイルを使っていると教えてくれました。これは、ピーナッツオイルとオリーブオイルのブレンドで、エドガー・ケイシーのリーディングを基にした配合したオイルのようです。使いかけのホホバオイルがあったので、ひとまずはそれを使っていますが、いずれ試してみたいなと思っています。

精油は、まずフランキンセンスのみで様子を見ることにしました。聡哲先生が使っていたのは、独自に精油をブレンドしたものでしたが、あまり色々と頑張ってしまうと続かないような気もして、簡単にしておきました。

出来ることから、出来る範囲で、すぐにやってみる。治療を始めてからは、そんな風にフットワーク軽く動くことを楽しむようになりました。無理もしないし、完璧にやろうともしません。自分に合えば続けるし、違うなと思ったら止めます。

いまは、オイルマッサージを始めたこの時から、もう一ヶ月以上が経っています。お風呂上がりに朝晩欠かさずマッサージしていて、以前のような酷いリンパの痛みはありません。

精油は相変わらずシングルのままですが、最近、フランキンセンスとラベンダーのブレンドをお風呂で使っていて、とても気に入っているので、マッサージにも試してみようと思っています。


わたしたちの常識

聡哲先生と癌の植物療法