AYAKO

溜め込む身体をリセットする

手術はしないで、自分なりの方法で癌を治そう。

覚悟を決めてすぐに、遅れていた生理が来ました。

あれれ?と拍子抜けするような思いでした。

癌の発見とほぼ同時に妊娠の兆候らしきものがあって、子どもが「助けに来ている」と言われていましたが、まるで、用事が終わったので帰って行ったようにも思えました。

おかげで、医師の言うままにCTスキャンをしないで済みました。

三大療法はやらないで自分で治そうと決心する大きな助けにもなりました。

もしも抗がん剤治療をやってしまったら、わたしの年齢を考慮すると、次の妊娠は絶望的になるでしょう。

なによりも、生きる希望をもらいました。

癌が見つかってからこの時まで、魂はずっと一緒に居て、助けてくれていたような気がするのです。

生まれて来る前から、こんなにも世話になって、頭が上がらないなぁ、と感謝でいっぱいでした。

待ち望んでいただけに残念ではありましたが、まずは、自分の身体を健康にすることです。

一度、ちゃんとリセットしよう。

改めて、そう思いました。

この頃わたしは、「巡り」と「排出」が治療のキーワードかも? と考え始めていました。

流産の後の半年間、わたしは太り続けていました。

洋服が次々入らなくなって流石に不便になり、もういい加減に痩せようと思っても、なぜだか全然痩せない。全身にむくみが出て、足はパンパンになり、「あぁ、デブってこんなに辛いのね」と思ったりしていました。

元々は、甘い物をいくら食べても太ることもなく、ダイエットとは無縁でした。食べることは大好きでしたが、忙しい時には食べるのを忘れてしまうので「痩せ過ぎないように気をつけないと」と思っていたほどです。

助けを求めて、以前に通っていた骨気のサロンを久しぶりに訪ねると、「溜め込む身体になっているから、一度リセットしましょう」と言われました。

妊娠すると、蓄える身体になる。それなのに突然赤ちゃんが居なくなったせいで、「身体が迷っている」と言われ、なるほどと思いました。

わたしの心もまた、迷子のままでした。気付いた後では、馬鹿だったなと思うのですが、太り続けることで妊婦の気分で居たかったのです。

自分は痩せ過ぎだったからいけなかったのかも?という思いもありました。太っているほうが健康で、子どもを授かりやすいという一般的なイメージに迎合したのです。

悲しみを手放せないままだった心は、まやかしを追ってしまったのでした。

この日、骨気の施術を受けたのをきっかけに、わたしの身体は、ようやく排出することを思い出しました。癌が見つかる直前のことでした。

癌の漢方治療への期待、失望、そして奇跡

手術は、わたしの望みではない