AYAKO

自然の野菜は本当に腐らない

『自然の野菜は腐らない』という本があります。

著者は、自然食品を扱う「ナチュラル・ハーモニー」の河名秀郎さん。

この本によると、農薬や化学肥料を使った野菜や有機肥料を使った野菜は腐るけれど、肥料すら与えない自然栽培の野菜や果物は腐らずに発酵するそうです。

ずっと以前に読んだ本ですが、最近冷蔵庫の中で、先々月ぐらいに送ってもらった金柑の余りが干涸びているのを見つけて、本当に本当なのだなぁと思いました。

そして、先月徳島で採ってきて忘れていたオオバコも、ビニール袋の中で、なんと元気なまま。

そんなに長い間放っておくのもどうかと思いますが、これが自然の力なのだなと感動しました。

最近では、野菜を塩漬けにして発酵させるのが気に入っているのですが、色んな野菜を発酵させているうちに、ふと思ったことがあります。

昔の人は、どうやってお酒や納豆などの発酵食品を見つけたんだろう?と思っていたのですが、逆に、昔は食品が発酵するのが当たり前だったので、ただ、菌が働いて醸していくのを見守っていただけではないかなと。

わたしは以前から、なるべく無農薬か減農薬の野菜を選ぶようにしていたのですが、癌が見つかってからは一層気をつけるようになって、できるだけ自然栽培の野菜を選ぶようになりました。

都会で生活していると自然栽培の野菜を手に入れるのは大変かもしれませんが、わたしの場合、幸運なことに、うちから一番近い食料品店がナチュラル・ハーモニーなのです。

それと、高知の「おむすび畑」という農園からも野菜を送ってもらっています。こちらも昔ながらの農法で野菜を育てているそうで、箱を開けるたび、生命力溢れる野菜に感動します。

病気のことを知った高知の友人が贈ってくれたのが最初でしたが、初めて届いた野菜を見た時、まるで宝石箱のようにキラキラの野菜だなと驚きました。野菜なのに、とても可愛いのです。

隔週で届けてもらうようになったいまも、毎度感動しています。

野菜の発酵は、自然栽培の野菜を使うと、簡単に上手くいくように思います。

重量の2%の塩をして密閉瓶に入れて冷蔵庫に入れておくだけなのですが、元気な野菜はあっという間にぶくぶくと発酵して、蓋を開ける時にはボン!と大きな音がします。

発酵食品は身体に良いし、なにより忙しい時には手軽に野菜が一品摂れる保存食があると有り難いのです。

 発酵中のあやめ蕪。葉も刻んで一緒に漬けます。ギュッと押して液体に浸かった状態にするのがコツ。

発酵中のあやめ蕪。葉も刻んで一緒に漬けます。ギュッと押して液体に浸かった状態にするのがコツ。

 冷蔵庫で干涸びていた金柑。焼き菓子に使ってみようかと思案中です。

冷蔵庫で干涸びていた金柑。焼き菓子に使ってみようかと思案中です。


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