AYAKO

治療のラストスパート。お米をやめてみることに。

「ねぇ、米、やめてみない?」

前の記事に「もうそろそろスッキリしたいなぁ」と書いた次の日、ママ先生が言いました。

病気が見つかってからというもの、願ったことや問いかけたことに対する答えが、人を通してもたらされることに慣れているわたしは、その提案を受けてみようと迷わず思いました。

なんでも、同じ乳がんで治療に通っている人が、お米を食べるのをやめたところ、肩などの凝りがすっかり無くなったうえに、肌もとても綺麗になったのだとか。

「ついでに少し痩せるられるかもしれないな…」

ママ先生のおかげですっかり健康的になり、以前のジーンズがはけないのが最近気にかかっていることでもありました。

わたしはご飯が大好きで、家でご飯を食べる日には「かまどさん」という土鍋で、ご飯を炊きます。

癌には玄米菜食が良いと言いますが、玄米はあまりわたしの身体に合わないようでお腹を壊してしまうことも多く、病気が見つかってからは十穀米と梅干しを加えて炊くのが気に入っていました。

そのご飯を食べられないのは残念ですが、一生続けるわけでもないし、たまには食べてもいい。

とりあえず三週間ぐらい試してみて、様子をみようかなと思いました。

左胸のしこりは、ずいぶん良くなっているものの、一進一退を繰り返しているような状態で、「あともう少し」という状態がずっと続いていました。

ママ先生は、その様子を「一進一退の攻防」と表現して、「やっているのはわたし(ママ先生)ですがね」と笑いました。

ママ先生も、ここらでラストスパートをかけたいのかもしれない。

なんとなくそう思いました。

「だから、ママ先生に協力しようかと思ってさ」

そう言って、米をしばらくやめることを彼に報告すると、「そもそも、あやちゃんのためにやっていることなのに」と笑って、「でもそれぐらいのスタンスがいいよ」と言いながら、日本酒を飲もうとするわたしを「原料は米だよ」とたしなめるのでした。

こんな風に、いつも笑いながらのわたしの治療は「闘病」という言葉とは程遠い。

毎日が楽しくて、どんどん健康になっていて、もちろん身体は完調ではないけど、プライベートも、仕事も、どんどん良くなっている気がする。

小林麻央ちゃんが亡くなるというショックな出来事があっただけに、わたしは本当に恵まれているなと感謝しつつ、こういった治療のやり方もあるということをみんなに知ってほしいなと改めて思います。

補足ですが、玄米食は消化が悪くて筋肉を固めてしまうので、ママ先生は薦めないそうです。

食べるものだけでなく何でもそうですが、体質によっても、治療の方針によっても正解はひとつではなくて、やはり自分で選ぶことなのだと思います。

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