エドガー・ケイシー療法と食事のこと

聡哲先生はエドガー・ケイシー療法の中から、乳癌の患者に必要な情報をピックアップして、コピーを用意してくれていました。

エドガー・ケイシーは、病気の原因や治療法をリーディングして患者に伝えていたことでも知られていて、催眠状態でアカシックレコードにアクセスし、情報を得ていたと言われています。ケイシー自身は、医学等の知識は全く持っていなかったのだそうです。

ケイシーの伝えた医療概念は、Circulation(体液の循環)、Elimination(毒素の排泄、浄化)、Assimilation(消化吸収・不要な毒素を生じない食べ合わせ等)、Relaxation(弛緩)の4つが基本になっています。

わたしが癌を作った原因を見ていくと、実に、これら4つの基本の逆をやっていたことがよくわかります。

エドガー・ケイシーは1877年生まれ。わたしは1973年生まれですから、およそ100年前の人です。

これだけ的を得た考えが、100年も前のものだと考えると驚かされますが、リーディングで受け取った情報だったからこそ、医学の進歩とは無関係に、正確な情報を提供できたのだとも考えられます。

現代でも十分に通用するどころか、現代の医療はまだ、ようやくケイシーに追いつこうとしているところではないでしょうか。

社会通念や固定概念は、常にわたしたちの考えを限定して、発想を狭めてしまいます。積極的に常識を疑うぐらいのスタンスでいないと、真実に気が付けないことも多いのです。その点、ケイシーはチャネリングの最中は催眠状態になっているので、エゴが邪魔をすることが無かったのだと思います。

巨大ビジネスとなってしまった現代の医療は、純粋性を失ってしまいました。巷に溢れるインスタントな健康法には、大手広告代理店の戦略が見え隠れします。そんな中、ケイシーの伝えた情報は、誰の思惑の影響も受けていない分、純粋なものだったと思うのです。

ケイシーによると、乳癌の主な原因は、排泄不良、体液の循環が不十分なこと、リンパ腺・乳腺への毒素の蓄積だとされています。これは、わたしが乳癌になってから、学んだり、教えてもらったりして、肉体的なレベルの原因として考えていたことと、全く一致していました。

食事療法に関しては、ケイシーのそれは、一般的に知られているものと随分異なります。

おそらく食事療法で、最も有名なものはゲルソン療法だと思います。野菜と果物、未精製の穀物を中心に、極端に塩を減らし、油や動物性タンパクは摂らず、多量の野菜ジュースを飲むというもので、人工的な添加物等は禁止されます。よく知られている食事療法には、ゲルソン療法をアレンジしたものも多いようです。

さて、わたしは食事療法については、まだ方針を決めかねていました。ゲルソン療法はドイツの医学博士が開発したものなので、どうも日本人の食生活には合っていないようにも思えます。

例えば、日本の味噌、醤油などの発酵食品は優れたものですが、ゲルソン療法の「極端な減塩」という考えに従うと、摂らない方が良いことになります。

わたしは、なぜか癌が見つかるひと月ほど前に、醤(ひしお)を仕込んでいたのですが、まるで身体のために必要だったから準備していたようにも思えて、積極的に料理に使い始めていました。

個人の体質と、生まれ育った場所によっても、食事療法は変わって当然なのですから、結局は、身体と相談しながら決めていくしかないのかもしれません。

ケイシーのリーディングもまた、個人に合わせたものになっているため、同じ乳癌の人に対しても全く同じではありません。

共通するのは、乳癌の原因は「肉の多食にある」と言って、肉類を控えるようにアドバイスしていること。特に豚肉は強く禁止されています。

また、野菜、特に緑の野菜をたくさん食べることを推奨していますが、癌の人は「塊になる性質」の野菜は食べてはならないと言っています。「塊になる性質」の野菜とは、例えば、豆やジャガイモなどです。

昔から「一日一個のりんごは医者要らず」と言いますが、生のりんごも禁止です。生のりんごを食べる時に他の食べ物を一切食べないなら、デトックスとして有効なので、OKなのだそうです。

乳製品は控えるように言われ、甘い物についても、腎臓に負担がかかるケーキなどは避けるようにと言っています(大好きなケーキが腎臓に負担をかけていたとは知りませんでした!)。

調理法では、揚げ物は禁止です。

「つまり、とんかつは絶対に食べてはならない料理ってことだね」と聡哲先生も言っていましたが、不思議なことに、最近、とんかつを食べたいと思うと、必ずとんかつ屋さんが休業しているのです。まるで「絶対に食べるな」と言われているみたいで、笑ってしまいます。

聡哲先生は「治療は修行ではないから」と言って、「たまには大好きなケーキを食べたっていいんだよ」と言ってくれましたが、その通りなのだと思います。どの食べ物が、身体にどう作用するかという知識を得た上で、節度ある食べ方をし、ストレスにならないガイドラインを持つことが大切なのだと思います。

生のりんごと、豚肉を食べられなくなるのは、正直残念で、少し引っかかるところではありましたが、わたしは、ケイシーの食事療法を取り入れてみようと思いました。

エドガー・ケイシーのインナー・ビューティー革命

By ローレンス・M. ステインハート

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