持続可能な新しい暮らし方(治療習慣)をつくる

乳癌が見つかってすぐの頃には、癌に良いと聞いて興味を持ったものを、片っ端から取り入れてみた時期もありました。

有り難いことに、親しい友人たちが、癌に良いと聞いたものを薦めてくれたり、プレゼントしてくれたりもしました。

そうしたものも加わって、生活を見直す前に、生活にいろんなものが加わっていきました。

そのうちに、朝起きてすぐに飲むものだけでも、癌に良いとされるものがいくつもあって、どれをどう飲んだらいいんだろう?と迷うようになっていました。

そのどれもが良いものだと思いましたが、数が増えると、飲み合わせが気がかりだったり、ノルマをこなしているようにも思えて、おかしなことになっていると感じ始めました。

例えば、身体に良い栄養ドリンクや、野菜や果物のジュース。これらも飲み過ぎれば糖分過多だったり、身体を冷やしたりするのではないか? それなのに、盲目的に追加するばかりで良いのか? と疑問を持ったのです。

朝起きてすぐに身体に入れるものは、ほんの一例で、生活のすべてがそんな調子に思えました。

これが本当に自然な暮らし方だろうか?

こんな暮らし方をずっと続けるのだろうか?

中には高価なアイテムもあって、すべてを続けるのは、とても無理だと思いました。

飽和状態に陥っていると感じたわたしは、いったん生活をシンプルに見直すことにしました。

癌を治すことは、生き方、暮らし方を見直すことです。

わたしは元々、何年もかかってつくった癌を、インスタントな方法で、すぐに治せるとは思っていませんでした。

いままでの暮らしが癌をつくったのだから、時間がかかっても、癌が治るような新しい暮らしを再構築すればいい。

自分のためにならない古い習慣を手放して、自分のためになる新しい習慣を身につけよう。

その過程で、やがて癌が寛解していけば(症状が軽減、またはほぼ消える状態のこと)それで十分だと思いました。

わたしは、最低限の生活のルールを決め、治療のために毎日必ず行う基本の習慣には、無理が無く自然で、そうするのが心地良いから続けられることを選びました。

見直してすぐには、シンプル過ぎて若干頼りなくも感じましたが、毎日続けられることでないと意味がありません。

それ以外で癌の治療のためにすることは、あれもこれもと焦って付け加えるのではなく、お楽しみとして、その時々の気分で取り入れることにしました。

それから、癌に良くないけれど止められない習慣は、アイテムを癌の治療に良いものに置き換えていきました。

例えば、わたしは乳癌が見つかってすぐに、市販のお菓子と乳製品を摂るのを止めましたが、デザートが全く食べられないのはやはり辛いのです。

そこで、乳製品の代わりに大豆ヨーグルトを選び、甘みには強力な抗酸化作用を持つ非加熱の蜂蜜を使って、好きな果物やナッツと一緒に食べると、十分に幸せなデザートになりました。

ところが、今度は冷えが気になり始めました。そこで、生姜を蜂蜜漬けにしたものを加えたり、果物はコンポートに煮たものに変えたら、もっとデザートらしくなりました。

食事に限らず、そんな風に、暮らしの中に癌の治療に良いものを取り入れていったところ、結局、辿り着いたのは、癌を治すための生活というよりは、免疫力を上げる生活であり、身体がよろこぶ生活でした。

わたしたちは、インスタントな健康法に、ついつい飛びつきたくなります。

わたし自身も、これさえ飲んでいれば大丈夫、と謳っている栄養ドリンクやサプリメントなど、インスタントな健康法にお金を使ったことが何度もありますが、結局続きませんでした。

だけど、持続可能な「自分がよろこぶ暮らし方」を構築していくことが出来たなら、癌はもう、少なくとも、悪化することは無いと思います。

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