ライフプランナーは霊能者

10年ほど前、当時の同僚に保険屋さんを紹介され、なにやら昇進がかかっているとかで頼まれて、貯蓄の代わりにもなるからと終身保険の契約をしました。

ライフプランナーという肩書きの名刺を渡されて、「これからは、何かあったら真っ先に私に連絡をください」と言われた時、妙に安心感を覚えました。

彼は、実は霊能者だという噂で、どうやら視えるらしいと聞いていました。

実際、一緒に保険に入ったわたしの友人は、そのライフプランナーのアドバイスで、ピンチを何度か助けられています。

数年後、ライフプランナーから提案があると連絡があり、医療保険と癌保険に入ることを勧められました。小額でいいから、入っておいて欲しいと言うのです。

視えるらしいと聞いているだけに無視もできず、先進医療特約などは外してできるだけ毎月の支払い金額を小さくしてもらい、医療保険と癌保険に入りました。

癌になる準備をするみたいで嫌だし、癌保険は要らないかな、と思いましたが、ぜひ入っておいてほしいと説得され、渋々納得しました。

もともと保険の発祥は賭博だったと言いますが、後から思えば、こんなに確実な賭けはありませんでした。

最近になってまた、保険の見直しを提案されていたのに、話を聞かなかったことが少し残念なぐらいです。

そんな訳で、検査の段階で、すでにライフプランナーには連絡をしていました。

ひと通りわたしの話を聞くと、彼は「抗がん剤と放射線治療は、やらないでください」と言いました。何でも、それをやってしまった後では、他の病院へ移るのが難しくなるということでした。

そして、「いまは、いい治療法がありますから。必ず治りますから、安心してください」と言って、手術の上手な病院のリストや免疫療法の資料、癌に効く食べ物としてニンニクなどを紹介した記事等を送ってくれました。

そして、癌と診断された時点で、診断給付金が入ることを教えてくれました。

それを知った瞬間は、「やった!アメリカに飛行機の免許を取りに行こうかな」と思ったのですが、よくよく考えると、その金額ではまるで足りず、その前に治療もせねば、と思い止まりました。

いつか、アメリカで小型飛行機のパイロットの免許を取ることが、近年のわたしの夢でした。

それはさておき、保険金が貰えるおかげで、保険適応外の治療も検討しやすくなりました。そうだ!この機会に、色々なセラピーを試してみよう。そう思うと、ワクワクしました。

本当に有り難いことでした。

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