肋間神経痛を呼吸で治す方法

肋間神経痛の症状は、病院に行っても原因不明とされて、これといった治療法がないようなので治療方法を書いておきます。

わたしの場合はかなり酷かったようで、治るまでにはママ先生のクリニックへ週に二回通って四ヶ月間かかりましたが、軽度であれば自力でも症状を改善できるのではないでしょうか。

前の記事にも書きましたが、肋間神経痛は肋間筋のコリが原因になって肋間神経が圧迫され、肋間に沿って痛みが走る症状です。わたしは胸部全体を痛めましたが、片側や一部が痛む場合が多いそうです。

肋間筋は、肋骨と肋骨の間にある呼吸のための筋肉で、わたしたちはその筋肉を使い、胸郭を膨らませたり縮めたりして呼吸運動をしています。

そこにコリがあるということは、呼吸運動の動きが小さくなっているということ。つまり、深い胸式呼吸ができず呼吸が浅くなっているということです。実際、肋間筋が解れた後に「肋骨ってこんなに大きく動くんだな!」と、驚きました。そして、胸だけでこんなに深い呼吸ができるんだな、ということにも驚きました。

肋間筋が固まる原因のひとつに、胸鎖乳突筋のコリがあります。胸鎖乳突筋は、耳の後ろから鎖骨までの首の前側の筋肉で、PCやスマホを長時間使う人の多くは、ここを固めています。胸鎖乳突筋を固めてしまうと、肋間筋も上下運動が阻まれて動きにくくなり、固まっていきます。

さらに、腹直筋、いわゆる腹筋が固まっている場合にも、肋間筋の上下運動が妨げられます。

首とお腹、つまり胸の上下の筋肉が固まっているために、胸の可動域が小さくなるわけです。

そこで、まずは胸鎖乳突筋、そして腹直筋のコリを解すと、それだけで呼吸がずいぶんと楽になります。

そのあと、いよいよ肋間筋を解すわけですが、無理に解そうとゴリゴリやると逆効果だそうで(その前に痛くて無理だと思いますが)、無理のない力で優しく解す必要があります。

そこで使うのが呼吸です。胸を大きく膨らませるつもりで動かし、鼻で呼吸をして、呼吸の動きでやさしくコリを解していくのです。

この時、けっして鼻の筋肉は使わず、胸の運動の結果、鼻から自然に空気が入っていくようにします。胸は大袈裟なぐらいに大きく動かします。

辛い時には呼吸の動きだけでも肋間神経にヒリヒリと響いてかなり痛いと思いますが、それでもできる範囲でやっていくと、どんどん可動域が広がってやがて解れていきます。

ママ先生から、呼吸で解すのが最も効果的だからと教えてもらったのですが、最も無理が無く、安全な治療法でもあると思います。

わたしは、そのほかに、自宅ではオイルを使って、肋骨の間に丁寧に指を滑らせるような感じでマッサージもしていましたが、抵抗を感じないぐらいにやさしく、ゆっくりと大きく動かすようにしていました。抵抗を感じると、筋肉は強張ってしまうと教えてもらったからです。

さて、この胸式呼吸の方法は、乳癌の治療にも効果があるそうで、肋間神経痛が治ってからも、気がついた時には、この呼吸を心がけるようにしています。果てしなく思えた肋間神経痛の治療も終わったので、次はしこりが解れていくのが楽しみです。

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