緩み出したリンパ節肥大と、治るために出てきた痛み

緩み出したリンパ節肥大と、治るために出てきた痛み

先週末から脇のリンパ節の周辺の痛みが酷くなりました。癌(しこり)の重さがすべて、そこにかかっているような感じ。

横になるとますます痛いので、寝てやり過ごすという訳にもいかず、参っていました。

さらには、上を向いて寝ようとすると、しこりに重力が加わって、身体にめり込んでくるような痛重い感じがありました。

夜中に何度か痛みで起きながら、朝風呂に入って重力から解放されるのを楽しみに、朝が来るのを待つ日が続きました。そして「あと二晩で治療の日だ」、「あとひと晩我慢すれば治療の日だ」と、ママ先生の治療を受けるのを心待ちに過ごしました。

その痛みがあまりに酷かった夜、どこがそんなに痛いのか、よくよく調べてみようと思いました。すると、脇のリンパ節の周囲が特に、重みで痛んでいるのだとわかりました。

その時ふと、肥大して固まっていた脇のリンパ節が緩みだしたことが、痛みの原因かもしれないなぁと思いました。

いままでずっと不思議だったのです。最初は小さいボール状だったものが、どんどん大きくなって、脇の下に四角く飛び出してきたので「これは、わたしの体の中で、一体何をしているのだろう?」と思っていました。

癌が広がらないように、せき止める役割なのかなと考えたりもしていたのですが、「ひょっとしたら、固まることで、大きくなったしこりを支えていたのかもしれない」と思ったのです。

人の筋肉は連動して動いてバランスを取っていますが、しこりの部分は、固まっていて動きません。つまり、連動がそこで途絶えてしまうのです。そのため、動く部分にかかる負担が大きく、ちょっとしたことでも筋肉を痛めてしまって、コリをつくってしまうことが増えていました。わたしが肋間筋を固めやすくなっているのも、これが理由です。

しこりが大きくなってから、重みで胸筋が痛むことが増えていたのですが、ひょっとすると、脇が固まっていることによって、可動域が少なくなって、胸筋への負担は少し小さくなっていたのかもしれないと思いました。

これはあくまでも仮説ですが、もしそうだとすると、いままで痛くも何ともなかったのに、緩み出した途端に痛むようになった理由がわかるような気がしました。

リンパ節が腫れたりすると、まずは転移を疑って不安になりがちだけれど、身体には、身体の叡智があるのかもしれないなぁ、と思います。

癌の患者が「痛い、痛い」と言っていると心配されてしまいそうですが、痛むのは癌そのものではなくて、固まっている部分の周りの神経です。コリがほぐれる時と同じで、筋肉が固まって神経が潰れて麻痺していた感覚が、戻って来る時に痛むのです。

つまり、こんな風に緩んで痛むのは、治る過程であって、「いま出てきている痛みは、治るために出てきている」とも言えると思います。

さて、昨日の夕方、ようやくママ先生の治療を受けて、脇の痛みはずいぶん楽になったのですが、施術中は何度も叫んだり泣いたりしてしまうぐらい痛かった。それでもここ数週間感じていた左胸一帯の疼きが、確実に解消されていくのがわかって、ようやく治っていく予感に、泣きながらも心底ホッとしていました。

そういえば昨年のいま頃は、肋間神経痛の治療の仕上げをしていました。
あの時も、痛かったなぁ…

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