癌の治療中の肉食について

癌の治療中の肉食について

今年の春ごろ、「ステーキが食べたい」とずっと思っていた時期がありました。それも、プロレスラー御用達として知られるステーキ専門店、目黒通りにあるステーキハウス リベラへ、どうしても行きたかったのです。

乳がんの治療をはじめてからはずっと、野菜中心の食事。肉類はたまに鶏肉を食べる程度で、牛肉は、ほんの数回、友人と一緒の外食で口にしたほかは、ほぼ食べていませんでした。

「体調の良い時に一度、食べに行ってみよう」とずっと思っていて、ある時、思い切って決行することにしました。念願叶うのがすごくうれしくて、ワクワクでお店へ行き、ひさしぶりのヒレステーキを楽しみました。「あれ、こんなにしょっぱかったっけ?」と思ったりもしたけど、美味しかった。

その日は「今日は、好きなものを食べよう」という気になっていたので、帰りにおやつとデザートも買って、帰宅してからそれも食べました。

食べたかったものを色々食べて、幸せでした。

ところが。その晩、遅くにお腹が痛くなってしまい、結局ほとんどひと晩中、腹痛で転げ回って眠れなかったのです。あんなにひどい腹痛は、人生でも数えるほどでした。

久しぶりの肉食がいけなかったのか、それとも単に、食べ過ぎだったのか。どちらにしてもショックでした。

思えば、子どもの頃は、焼肉とお寿司を食べにいくと、必ずお腹を壊していました。その頃は、どちらも好きで、食べ過ぎてしまうせいかと思っていましたが、それだけではなかったのかもしれません。

肉類、特に牛肉や豚肉は、分解して消化する力をたくさん必要とします。だから、エドガー・ケイシーも、ビーフスープ(ケイシーはビーフジュースと言っています)やゼラチンは推奨しているのに、牛肉や豚肉を食べることはすすめていません。

すごぶる健康で、消化する力のある人なら、たまに食べても問題ないのでしょうが、治療中のわたしには、ステーキは荷が重かったようです。

最近また、食事の内容を見直しているのもあって、森下敬一さんの「ガンは食事で治す」と「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す 50歳からの食養生」を読み直したのですが、これらの本によると、肉は腸の中で腐敗してしまうため、もそも、日本人の長い腸は肉食に不向きなのだそうです。

わたしの食事は、家では、もともと(病気が見つかる前から)野菜中心でした。それなので、牛肉も豚肉も、普段はそれほど食べたいと思わなくて、菜食でも平気です。だけど、ステーキとか、とんかつなどの外食メニューは、ピンポイントで「あの店のあれが食べたい」と思う時がたまにあります。でも、この間の腹痛を思い出すと怖くなって、「帰って、家で野菜を食べよう」と思い直すのです。

一度、それでもステーキが食べたい時があったのですが、その時は、鶏のささみを軽く叩いて、にんにくと一緒にソテーして食べました。これは、とても美味しかった。

最近はデトックス中で、夏になってからは鶏肉もあまり食べていませんが、ささみで取るスープも美味しくて好きです。野菜を切って入れるだけですぐに美味しいスープが食べられるので、作っておくと便利です。

そんなわたしですが、最近時々見るようになったテレビで「いきなりステーキ」というステーキ店が話題になっていることを知り、いつか一度行ってみたいなぁと密かに思っています。わたしはアメリカ人の義父がバーベキューで焼いてくれるヒレステーキが大好きで、それなので、いかにもアメリカっぽいスタイルのステーキが好きなのです。最寄駅にお店があることもわかったのですが、いまのところまだ、自分の消化力に自信が持てません。

 

〈追記〉
この記事を上げたばかりでなんですが、この日、友人とのランチに選んでもらったお店がたまたま牛肉専門店だったので、久々にハンバーグをいただきました。実はそのお店に行くことは前夜に聞いていて、念のため夕食を抜いて、さらに朝はどくだみ茶だけにして、万全の体制で行ってきました(美味しかった!)。そんなわけで、夕食はスイカのみで様子を見ることに。こうやって、前後の食事で調整をすればいいのかもしれませんね。またしばらくは、デトックスします。

 

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