さくらももこさんの死を受けて、乳癌について本当に伝えたいこと

さくらももこさんの死を受けて、乳癌について本当に伝えたいこと

さくらももこさんの突然の訃報に、日本中が大きなショックを受けました。

「また、乳がんで」

そんな言葉も多く聞かれました。

ニュースを知った時、わたしは「また代替療法が悪者にされてしまう」と思いました。『アミ 小さな宇宙人』など、スピリチュアル関連の仕事も多かったさくらさんなら、きっと、自分なりの治療法を選んでいただろうと思ったからです。

後からわかったことでは、さくらさんも最初は標準治療を受けたのだそうです。真偽のほどはわかりませんが、体に合わなかったため、かなり早い段階で抗がん剤を止めたのだとか、再発後の治療に代替療法を選んだらしいなどと書かれた記事を読みました。

そして、案の定「なぜ代替療法に走ったのか」といった口調の、代替療法に批判的な意見が多く見られました。

わたしには不思議で仕方がないのですが、そういった人たちは、最初に受けた標準治療が失敗だったことは明らかなのに、それについては触れないのですね。

我慢の必要な治療に耐え続けるのを止めたことを、逃げだと責める人さえいます。

まるで、癌は再発するのが当たり前かのように。
そして、癌治療で患者が苦しむのが当たり前かのように。

(そういったメンタリティは、わたしには癌予備軍にも見えて危険に思えるのですが…)

さらには、乳がんは早期発見できれば命を落とすことはない病気だから、検診を受けましょうと促したり、不安を煽ったりする。

癌で死ぬ人よりも、実は、癌治療のせいで死ぬ人が多いことには、なぜか目をつむっているのです。

最初に癌が見つかった時に、本当に納得のいく治療法を選べる人は少ないと思います。

なぜなら、誰もが「まさか自分が」と思っていて、癌の知識なんて持っていないからです。

病院では、一刻も早い治療が必要だと急かされて、お決まりのコースに乗せられてしまいます。

この時、患者は「死ぬかもしれない」という怖れと向き合って、極端に不安な状態です。

その状況で健全な判断をすることは、どんな気丈な人にだって、きわめて難しい。

だから最初は標準治療をやってしまう人が多い。そして、それこそが、取り返しのつかない失敗になってしまう場合もあるのです。

もしも癌と診断されたら、自分ならどうするか。

それを真剣に考えることは難しいと思いますが、治療法には選択肢があって、病院が提供する治療法がすべてではないことだけは知っておいてほしいと思います。

どんな治療法を選んでも、癌を治すのは自分です。

癌を治して、自分の人生を生きるのだと本気で覚悟を決めたなら、癌は治ります。

再発もしません。その必要がないからです。

癌は、我慢強いあなたやわたしの心に代わって、身体が感情を表したもの。

「もうこんな生き方は無理だよ、限界だから、生き方を変えて」という、わたしたちをよく生かすための、身体からの精一杯のメッセージなのです。

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