乳がんの痛みの種類からわかる、症状の色々

乳がんの痛みの種類からわかる、症状の色々

意外と知られていないことだと思いますが(わたし自身、教えてもらうまで知りませんでした)「乳がんの痛み」と言っても、痛むのは、癌(しこり)そのものではありません。

乳がんのしこりは、正しくは「乳房腫瘤(にゅうぼうしゅりゅう)」と言い、そのほとんどが痛みの無いものなんだそうです。ある日突然、胸にゴリっとしたしこりを見つけるまで、癌に気がつかないことが多いのは、しこりそのものには、痛みが無いからなのですね。

わたしも、癌が見つかってしばらくの間は「癌って、別に痛くもないし、静かな病気だな」と思っていました。ちなみに、発見時の診断はステージ2でした。

「痛みが無い」と言うよりは「感覚そのものが無い」と言うほうが正しいようにも思います。健康な部分とそうでない部分を触ってみると、その違いがよくわかります。

では、どこが痛むのかというと、癌で固まっている部分の周りの神経や、固まっていることによって負担のかかる部分です。

わたしの場合、最初に症状を感じたのは、ママ先生のクリニックで治療を始めて三ヶ月ぐらい経った頃、癌に少しずつ血液が通り出してからでした。じんじんした、しもやけが治る時の痛みにも似た疼きが出始めたのです。

そして、大きな変化があったのは、肋間神経痛が治ってから。昨年の夏に発症し、治るまでに半年ほどかかったのですが、これが治って胸部の血流が劇的に良くなったのですね。

血流が良くなるのはもちろん良いことなのですが、所々詰まっている部分があるので、その周辺が鬱血してしまい、溜まり過ぎると出血してしまうということが時々起きるようになりました。ちなみに、出血する前には、表面がチリチリとするような鋭い痛みがあって、出血すると痛みもスッキリとおさまります。

最初のうちは、未知の症状が出ると不安になることもありましたが、この2年の間に色んな痛みを経験して、だんだん、痛み方によって何が起きているのかがわかるようになってきました。

体の中で起きていることは、見えないからこそ不安になりやすいもの。「これは、あのパターンだな」と見当がついていると、気持ちがずいぶんと楽でいられるし、対策もできます。

  • じんじんとしもやけのように疼く → 血流が十分でない
  • 表面がチリチリヒリヒリ痛む → 鬱血して熱を持っている。出血の前触れ
    (限界近くまで瘀血が溜まっている)
  • しこりの重みで痛む → 鬱血して重くなっている
  • 極細の針を何本も刺したような痛み → 鬱血して軽い炎症が起きている
  • ふとした動きで鋭い痛みが走る → コリで神経を圧迫している
  • ゴリゴリした鈍く重い痛み → 重度のコリ。血管も潰れている

すこし前、時々出血していた頃は、出血の前兆のチリチリした痛みに悩まされていましたが、ここのところは出血していないので、チリチリした痛みも無くなりました。

しこりの重みで痛む時は、しこりを手で持って歩きたいぐらい重たくて、周囲に筋肉痛のような痛みが出ます。この時は血流が悪くなって鬱血しはじめているので、アビヤンガをする時に胸部を丁寧に撫でて流すと、すこし楽になります。

最近は、しこりの付近を触っていると、極細の針を刺したような痛みに触れることがあります。鍼治療で使うような細い針を何本もザクザクと刺したようなイメージです。これはママ先生に治療してもらうと、すぐに良くなるのですが、施術は、一瞬ものすごく痛いです。程度の軽い炎症なので、自分でやさしくほぐしていると、治ってしまうこともあります。

ふとした動きで鋭く痛むものの代表は、肋間神経痛の痛みですね。わたしは、これが一番辛いと思います。神経の痛みには、呼吸法が効きます(参照:「肋間神経痛を呼吸で治す方法」)。

そして、最近悩まされているのが、ゴリゴリしたコリの痛み。首や肩や背中がゴリゴリで、たぶん長い間、ずっと固まっていたのだと思いますが、それらがいよいよほぐれたがっているような感じなのです。特に背中の痛みは寝ていられないぐらい不快なこともあって(寝るのが大好きなのに!)お風呂に入ると楽になるので、ここ数日は、毎朝、お風呂に入るのを楽しみに早起きしています。

これらのゴリゴリした痛みもママ先生にほぐしてもらうと治るのですが(ただし、ものすごく痛い)、長い間固まっていたコリなので、一度ほぐれても、しばらくすると、また戻ってしまう感じがあります。何度かほぐしてもらいつつも、自分でも動かしていくのが良さそうです。

様子を見ながら徐々に動かしていこうと思っていますが、YouTubeで見つけた「背中のコリをほぐすヨガ」のビデオがとても良くて、試してみたら、気持ちよく背中が伸びる感じがありました。冒頭に姿勢と筋肉の説明があるのですが、それもわかりやすいです。

痛くて出来ない動きもあったのですが、無理のない範囲で、今日もまた、やってみるつもりです。

 

* 健康な状態では何でもない動きでも、ハンディのある状態では、無理をすると思わぬ症状を招くことがあります。治療中の方は、くれぐれもご注意ください。

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