一日一歩の治癒の歩み

一日一歩の治癒の歩み

「一日一日、良くなっていますね」

前回の治療の時、ママ先生が言いました。

いままでは、良くなったと思うと別の問題が出てきたりしていたので「三歩進んで二歩下がる」だと言い合って、笑っていたのです。

日に日に歩ける距離が伸び、歩くスピードが上がり、動作が軽くなり、できることが増えているのを自分でも感じていました。

腫瘍の大きさも、全盛期の 1/3になっていると言われました。わたしの体感もそんな感じでしたが、やはり経過をずっと見てきている先生にそう言われると、お墨付きをもらったようでうれしいのでした。

このところは、胸(胴体)の部分のコリがどんどんほぐれているので、腫瘍の大きさ以上に良くなっている体感があります。

胸の中央には固いコリがあって、前回の治療の前夜に、ビリビリと痛んで辛かったのですが、ビリビリした痛みは筋肉がほぐれる時の痛みだそうで、ママ先生に集中的にほぐしてもらったら、すっかり軽くなり、痛むこともなくなりました。

ちなみに、ずーんと締まっていくような重い痛みは、コリができる時の痛みなのだそうです。

昨日から気温が 20℃を超えて、急に暖かくなりましたが、その前日には気圧が急に下がったり、さらにその前には真冬のような寒い日がありました。気温や気圧の急激な変化で、身体が固まってしまわないように気を付けて過ごしたつもりでしたが、やはり全く影響を受けないことはむずかしいのか、順調に緩んでいた身体の、首や肩を少し固めてしまったようで、今日は首に軽い痛みがあります。

それでも、今日は昨日よりも調子が良いところを見ると、このまま一日一歩、回復していくのだろうと思います。

実は、突然暖かくなった 2月の 20日に、いきなり排毒症状と治癒反応がはじまったので、本格的に春が来ると聞いた時、うれしい反面「また何かが起きたらどうしよう?」と、内心ドキドキしていました。

ところが昨日も今朝も、いつも通りの朝が来たところを見ると、あんなドラマチックな展開は、もうそうそう起きないのかもしれません(そうあって欲しいです)。

順調に治癒が進んでいると、なぜもっと早く治らないんだろうと思ってしまうことがあります。

だけど、いっぺんに治癒反応がはじまると、とんでもないことになるのも経験したので、「これぐらいのペースがちょうどいいのかな?」と思ったりもしています。

それに、あまりにも早急に治ってしまうと、また動き過ぎて、無理をしかねないとも思うのです。最近ようやく、ちょっと疲れて眠いとか、身体が重く感じるとか、身体の声を聞いて、遠慮なく休むことができるようになってきたところです。

ひょっとしたら、身体は、わたしにとってちょうどいいペースをコントロールしているのかもしれません。

自然退縮している腫瘍も、寝たきりになった時と、多量の出血をした時に、急激に小さくなったのと比べると、大きな変化は感じないのですが、ふと胸に手をやった時に「あれ?これしかなかったっけ?」と思うことがあるので、わずかではあっても、日に日に小さくなっているのでしょう。

そう言えば、ロレイン・デイ医師も、癌そのものは 8ヶ月で消えたけれど、普通に働けるまでに体力が回復するには、さらに10ヶ月かかったと言っていました。

身体に任せて無理のないペースで治っていきながら、体力、筋力を回復していくのがこれからの課題でしょうか。

ところで、ママ先生が「もう癌性は無くなった」と言っているので、癌ではなく、腫瘍と言っていますが、本当は、なんと呼ぶのが正しいのでしょう? 腫瘍は内側から出てきたというよりは、ぺったりと張り付いているようにも見えて、トイレの洗浄剤の「ブルーレットスタンピー」のコマーシャルを見るたび、いつも自分の胸を思い出してしまいます。


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